矯正歯科について
矯正歯科について
歯に力を加えて動かすことで機能性(かみ合わせ)と審美性(見た目)を回復させる治療です。バランスの取れたかみ合わせをつくることで、健康的でメインテナンスしやすく、美しい歯並びとなります。
※各種健康保険適応外となります。
当院の矯正歯科の特徴
審美的かつ機能的で
あること
ただ美しいだけ・ただ咬めるだけではなく、その両方が実現することを追求しております。
インフォームドコンセントの徹底
矯正治療は治療前・治療中・治療後ともにたくさんの説明が必要です。
詳しくわかりやすくご説明するとともに、ご納得いただいた上で治療を進めてまいります。
様々な治療方法のご提案
矯正治療には多くの方法があります。お口の中の状況やライフスタイルに合わせて治療方法のご提案をいたします。
また、矯正担当医自身もワイヤー矯正・マウスピース矯正ともに矯正治療を経験しておりますので、実体験も踏まえてアドバイスしてまいります。
矯正担当医の常駐
矯正担当医は非常勤であることが多く、せっかく矯正治療を始めても診療日が限られてしまうことが多いのが現状です。
当院では矯正担当医が常駐しておりますので急なお口のトラブルへの対応も可能です。
カウンセリングについて
内容 | まず気になっている箇所をお伺いします。お口の中を拝見した上で現状のご説明をさせていただきます。その後治療方法についてご提案させていただきます。 |
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費用 | おおよその期間・注意事項・矯正治療の流れについてもこの時にご説明いたします。(詳細については検査後の診断となります) |
時間 | 30分程度 |
金額 | 無料 |
ご予約から矯正治療の流れ
無料相談
気になっていることをお伺いしたうえで、矯正治療の適応・どのような矯正方法が適切かなどご説明いたします。また矯正治療のリスクやメリット・金額や大まかな期間などもお伝えします。
精密検査(治療開始)
パノラマレントゲン・セファロ(骨格やバランスを診査するためのX線)の撮影を行い、お口の中の状態を拝見します。
他院での検査結果のデータや、治療計画・見積もりなどをお持ちの方は、ご持参いただいても結構です。
診査診断
現状のご説明とともに矯正治療のシミュレーションを3D画像で見ていただくことができます。(マウスピース矯正のみ)
矯正治療スタート
矯正治療中も虫歯や歯周病など来院時にお口の中のチェックをしてまいります。
リテーナー
矯正治療が終了すると、後戻りを防止するためのリテーナーと呼ばれる装置をお作りします。できるだけ長時間ご使用いただくことで、矯正治療後の歯の後戻りを防止してまいります。
メインテナンス
3か月に一度のペースで定期健診とともに矯正治療後のメインテナンスをおこなってまいります。
矯正治療を検討されている方々へ
歯並びを整えることで
口元の印象は変わります。
私自身、3回の矯正治療を経験しておりますので、嫌だったこと・不便だったこともありました。
しかしそれ以上に歯並びが良くなることのメリットは大きかったと感じております。
自身の実体験により、患者さん目線のアドバイスも可能ですのでご相談ください。
こんな方には
矯正治療がおすすめです
- 歯並びが悪く、
ガタガタしているケース - 歯と歯の間があいていてすきっ歯になっているケース
- 上下の前歯の間に隙間があって
咬めないケース
抜歯と非抜歯について
抜歯になるケースとならないケースの違い
顎の骨の大きさに比べて、すべての歯の大きさの合計(Tooth size ratio)が大きい場合には抜歯が必要となります
診断には型取りしたものから作る模型や、セファロ(骨格やバランスを診査するためのX線)など様々な視点からの分析が必要です。
利用する矯正装置の種類
- ワイヤー矯正
→全ての歯に対応 - マウスピース矯正(インビザライン)→全ての歯に対応
- マウスピース矯正(アソアライナー)→前歯のみに対応
よくあるご質問
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矯正治療において年齢制限はございません。ただ、年齢を重ねた方より若年の方のほうが、歯が動きやすい傾向にあります。
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歯並びは見た目だけの問題でなく、放置しておくことでリスクとなることがたくさんあります。磨きにくいことが原因で虫歯になったり、歯周病になったり、かみ合わせが悪いことが原因で顎関節症になったりする可能性があります。
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歯並びを治しても、どうしても歯が元に戻ろうとする傾向にあるため、多少後戻りをします。なるべく後戻りが少ないようにあらかじめオーバーに仕上げたり、矯正後のリテーナー(後戻り防止用のマウスピース)を使っていただいております。
歯並びが安定するまでは個人差がありますが、リテーナーを使っていただくことでかなり防止にはなります。 -
マウスピース矯正が適応となる場合、治療開始時はチェックが必要となるため2週間~1か月ごとの通院となりますが、しっかりとお使いいただけることが確認できましたら2か月~3か月ごとの通院で進めていくことが可能です。
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特に問題ありませんが、麻酔や薬を使うような処置は避けたほうが良い場合が多いのでご相談ください。特に矯正治療中の虫歯の治療は、可能な時期が限られることがございますので、ライフスタイルに変化がある場合はお知らせください。
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矯正治療の場合、歯の表面に装置をつけることがあるため、矯正治療前に仮歯に交換したり、治療後にかぶせ物を交換したりする必要があることがあります。特にブリッジの場合、治療の方針によって交換のタイミングが変わりますが、矯正治療を進めるにあたり問題ございません。
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治療の状況にもよりますので一度お気軽にご相談ください。
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生活に支障があると判断される状況の矯正治療ですと保険適応になることがありますが、外科的処置が必要となる大掛かりな処置となります。
当院での対応は難しくなりますので、大学病院をご紹介する形となります。
マウスピース矯正
(インビザライン)について
インビザラインとは
従来のワイヤー矯正とは全く異なるマウスピース型の矯正装置で、2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで歯並びを治していきます。一日20時間以上を目安にご使用いただきます。
透明なマウスピースはよく見ないとわからないほど目立ちにくく、見た目を気にすることなく矯正治療を進めることができます。
また、インビザラインは世界中で1000万人を超える方が治療を受けていますので、マウスピース矯正の中では最も実績があるシステムとなります。
こんな方にインビザラインはおすすめです
- 治療中の見た目が気になる方
(接客業や人前で話す機会の多い方) - 矯正治療中の歯磨きの徹底が
難しい方 - 装置がはずれたりした時の
急な来院が難しい方
インビザラインのメリット・デメリット
メリット
- 透明のマウスピースのため
装着していても目立たない - 取り外しができるため歯磨きが
しやすく虫歯になりにくい - ワイヤー矯正に比べると
痛みが少ない - ワイヤー矯正の場合、装置が外れると来院が必要となるが、そのような面倒がない
- ワイヤー矯正と比べて、装置がついていることでの不快感が少ない
デメリット
- 適応症例に限りがある
- ワイヤー矯正に比べて歯が動くスピードが遅い
- 取り外しが可能のため、しっかりと使えないと歯が動かない
- かぶせものが変わるとマウスピースが合わなくなり型取りをし直さないとならない
他矯正との比較
インビザライン![]() |
ワイヤー矯正![]() |
裏側矯正(ワイヤー)![]() |
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治療方法 | 2週間ごと新しいマウスピースに交換していくことで歯を動かしていく。一日20時間以上のマウスピース使用が必要となる。 | 歯の表面にブラケットと呼ばれる金具をつけ、ブラケットにワイヤーを通すことでワイヤーのもつ形状記憶を利用して歯を動かしていく。 | 歯の裏側にブラケットと呼ばれる金具をつけ、ブラケットにワイヤーを通すことでワイヤーのもつ形状記憶を利用して歯を動かしていく。裏側に装置が付くため表面につけるものと比べると目立ちにくい。 |
特徴 | 透明のマウスピースのためとても審美的で目立たたず矯正治療が進められる。 | 歯の動くスピードは速いが、歯の表面に金具が付くので目立つ。 | 装置は目立ちにくいが歯を動かすスピードは表面に装置をつけるものに比べると遅くなる。 |
痛み | マウスピースを交換してから数日は歯が動く痛みがある。 | 歯が動く痛みにプラスしてワイヤーや金具により口内炎ができて痛みが出ることがある。 | 歯が動く痛みにプラスしてワイヤーや金具により口内炎ができて痛みが出ることがある。また舌のあたる部分に金具が付くので舌にも痛みが出ることがある。 |
期間 | ワイヤーに比べると治療期間は長くなる | 比較的早く矯正治療が進む | インビザラインとほぼ変わらない |
日常生活のしやすさ | 取り外し可能なので食事や歯磨きのストレスはほとんどない | 歯と唇の間に金具が付くので口元が一時的に出っ張った感じになる。また、食事や歯磨きは通常より大変になる。 | 歯と舌の間に金具が付くので話しにくくなる。また、食事や歯磨きは通常より大変になる。 |
通院回数 | はじめは2週間ごと、状況により1か月~3か月ごとの来院 | 3週間ごとの来院 | 3週間ごとの来院 |
インビザライン

治療方法 | 2週間ごと新しいマウスピースに交換していくことで歯を動かしていく。一日20時間以上のマウスピース使用が必要となる。 |
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特徴 | 透明のマウスピースのためとても審美的で目立たたず矯正治療が進められる。 |
痛み | マウスピースを交換してから数日は歯が動く痛みがある。 |
期間 | ワイヤーに比べると治療期間は長くなる |
日常生活のしやすさ | 取り外し可能なので食事や歯磨きのストレスはほとんどない |
通院回数 | はじめは2週間ごと、状況により1か月~3か月ごとの来院 |
ワイヤー矯正

治療方法 | 歯の表面にブラケットと呼ばれる金具をつけ、ブラケットにワイヤーを通すことでワイヤーのもつ形状記憶を利用して歯を動かしていく。 |
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特徴 | 歯の動くスピードは速いが、歯の表面に金具が付くので目立つ。 |
痛み | 歯が動く痛みにプラスしてワイヤーや金具により口内炎ができて痛みが出ることがある。 |
期間 | 比較的早く矯正治療が進む |
日常生活のしやすさ | 歯と唇の間に金具が付くので口元が一時的に出っ張った感じになる。また、食事や歯磨きは通常より大変になる。 |
通院回数 | 3週間ごとの来院 |
裏側矯正(ワイヤー)

治療方法 | 歯の裏側にブラケットと呼ばれる金具をつけ、ブラケットにワイヤーを通すことでワイヤーのもつ形状記憶を利用して歯を動かしていく。裏側に装置が付くため表面につけるものと比べると目立ちにくい。 |
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特徴 | 装置は目立ちにくいが歯を動かすスピードは表面に装置をつけるものに比べると遅くなる。 |
痛み | 歯が動く痛みにプラスしてワイヤーや金具により口内炎ができて痛みが出ることがある。また舌のあたる部分に金具が付くので舌にも痛みが出ることがある。 |
期間 | インビザラインとほぼ変わらない |
日常生活のしやすさ | 歯と舌の間に金具が付くので話しにくくなる。また、食事や歯磨きは通常より大変になる。 |
通院回数 | 3週間ごとの来院 |
当院のインビザライン治療の特徴
歯を抜かない矯正治療を心がけております。
また、一般歯科もおこなっておりますので、矯正治療中の虫歯や歯周病などお口の中のトラブルにもいち早く対応可能です。
インビザラインは受ける医院により
結果が異なります
インビザラインは比較的新しい矯正治療となりますので、情報のアップデートを日常的におこなっていることと経験値で左右されます。
また、インビザラインのシステムを熟知していることにより、早く・より美しく歯並びを整えていくことが可能となります。
残念ながらインビザラインが適応でない症例もありますので、まずはご相談ください。
マウスピース矯正で
対応できないケース
外科的処置が必要な大掛かりな矯正や、動かす量の多いケースなどはインビザライン適応外となることがあります。
また、ワイヤー矯正と併用すると治療期間が大幅に短縮できるケースについてはその旨のご提案もさせていただきます。
年齢制限について
マウスピース矯正において年齢制限はございません。ただ、年齢を重ねた方より若年の方のほうが歯が動きやすい傾向にあります。
インビザラインでよくあるご質問
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マウスピース矯正中は、磨き残しがある状態でマウスピースを使用すると虫歯になりやすくなってしまいます。念入りな歯磨きを習慣づけていただく必要があります。また、規定の時間を守ってお使いいただくことがマウスピース矯正の成功のカギとなります。
ご自身で外すことができる分、さぼってしまうと矯正治療が進まないどころか、後戻りをしてマウスピースが合わなくなり、再度振り出しに戻ってしまいます。 -
特に規制はございませんが、格闘技やラグビーなどでスポーツ用のマウスピースを使っている方は、歯並びが変わることで今までのマウスピースが使えなくなってしまうことがありますのでご相談ください。
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当院ではマウスピースを紛失した際は1装置につき¥5,500をいただいております。
インビザラインの種類
- エクスプレスパッケージ
(軽度矯正) - ライトパッケージ
(中度矯正) - コンプリヘンシブパッケージ
(通常矯正) - インビザライン・ファースト
(子供の矯正)
すべてお取り扱いしておりますが、お口の中の状態を確認したうえでご提案いたします。適応外のものや、マウスピースに制限のあるものもございますのでご相談ください。
お気軽にご相談ください
当院では、お引越しやかかりつけ矯正歯科の閉院にともなう他院での矯正治療後のご相談もおこなっております。なお、矯正治療に関しては担当ドクターにより治療方針や治療方法が異なりますので、場合によっては当院での継続は困難なケースもございます。
また、現在治療中で、かかりつけ矯正歯科が休診の場合の当院での対応についても、取り扱っている材料や治療方針の違いなどから処置が困難なケースもございます。なるべくお力になれればと思いますので、まずは一度ご相談ください。